世界理学療法学会2015 in Singapor WCPT2015 学会発表のため参加してきました。
学会初日の朝7時からの「Old people」をテーマにしたセミナーでは、各テーブルにおいてディスカッションをしました。私のテーブルは、アメリカ、シンガポール、フィリピン、韓国のPTでの会議となりました。病院から退院してからどのようにフォローしているか。
そして、予防に対してどのようなプログラムを導入しているかを議論しました。
印象的だったのは、予防「prevantation」ではなく「education」教育という単語で予防の話をしていることです。介護予防を教育として、どのように捉え、健常高齢者の方や利用者様に介護にならないため、きちんと説明し教育していくのか。単語の表現が変わるだけでも、考え方が変化することに気づきました。
初日の13時からポスター会場に私の発表がありました。45分という限られた時間ですが、数名のPTが興味を持って頂き議論することができました。
リハビリ機器での展示場では利用者様の歩行運動で効果的な機器があったので、日本に戻ってから早速デモで導入することななりました。
世界学会になると本当に多くの研究を聴講でき、有意義な時間となりました。
学会4日間を通して、次に現場でどう活かすか。介護予防という大きなテーマですが、リハビリデイサービス・グリンリハとして地域に貢献できるよう、新たに組み立てていきたいと思います。